おうちコラム
玄関は南側じゃないとダメなんですか?
岐阜県関市を中心に新築・リフォームを手掛ける
大工工務店の名古路建築です。
先日、お客様との打ち合わせの中で、
玄関の位置についてこんな質問をいただきました。
「玄関って、南側じゃないとダメなんですか?」
そう聞かれて、私は
「いえ、南側でないとダメということはありませんよ」
とお答えしました。
昔の家を思い返してみると、道路に面した側に玄関がある家が多く、
どの家もなんとなく似たような間取りになっていることがあります。
でも、それは「玄関はこの方角でなければいけない」という決まりがあるからではありません。
敷地の形や道路の位置、日当たり、風の通り方、
家の中での暮らし方などを考えていくと、
玄関の位置は家によって変わってきます。
もちろん、家づくりをするときには、
昔から言われている「鬼門」など、方位についても確認します。
ただ、「ここに玄関を置いてはいけない」と決まっているわけではなく、
そういったことも含めて、敷地や間取りとのバランスを見ながら考えていきます。
そうお話ししたのですが……
打ち合わせが終わってから、ふと、
「ちゃんと伝わったかな?」
と気になってしまいました。
私たち建築の仕事をしている側にとっては、
当たり前のように考えていることでも、
お客様にとっては初めて聞くことだったり、
「これって決まりなの?」と思うことだったりします。
今回の「玄関は南側じゃないとダメなんですか?」という質問も、
考えてみれば、とても自然な疑問ですよね。
家づくりでは、間取りや設備のことだけではなく、
「どうしてここに玄関があるんですか?」
「どうしてこの向きなんですか?」
という一つ一つの疑問を、一緒に確認しながら進めていくことが大切なんだなと、改めて感じました。
「昔からこうだから」ではなく、
「この敷地だったら、どうするのが暮らしやすいのか」
「このご家族にとって、どんな配置がいいのか」
を考える。
そんな家づくりを、これからも大切にしていきたいと思います。
夏休み、子供たちはリビングから動きません
娘の宿題から学ぶ
岐阜県関市を中心に新築・リフォームを手掛ける
大工工務店の名古路建築です。
中学生になった娘は最近よく、
「宿題が分からないから教えてほしい。」
と言ってきます。
先日も理科の宿題をしていて、
「都市ガスのガス警報器って、どこに付けるの?」
と質問してきました。
私は迷わず、
「ガスだから床の近くじゃない?」
と答えました。
……ところが、不正解。
都市ガス(天然ガス)は空気より軽いため、
ガスが漏れると天井付近にたまりやすく、
そのため警報器も高い位置に設置するそうです。
一方、LPガス(プロパンガス)は空気より重いため、
床付近に警報器を設置します。
私は子どもの頃からプロパンガスが当たり前の地域で育ったので、
「ガス警報器=低い位置」
というイメージしかありませんでした。
「なるほど!」
気付けば、私の方が娘に教わることになりました。
すると今度は娘が、
「うちにはガス警報器ないよね?」
「っていうか、そもそもガスって何?」
我が家はオール電化。
ガスを使っていないので、ガス警報器がないのは当然です。
(ガス自体を知らないのも、それはそれで時代を感じますね💦)
でも、住宅用火災警報器はきちんと設置されています。
「住宅用火災警報器には、煙を感知するものと、熱を感知するものがあってね…」
ここぞとばかりに説明を始めたのですが……
娘は「ふーん。」と言い残し、話の途中で宿題へ戻ってしまいました(笑)。
私としては、もう少し聞いてほしかったのですが…😢
それでも今回の宿題のおかげで、私自身も新しい発見がありました。
普段は何気なく見ている住宅設備も、
「なぜそこに付いているのか」には、ちゃんと理由があります。
家づくりやリフォームの仕事をしていても、
改めて学ぶことはたくさんありますね。
皆さんのお宅には、ガス警報器や住宅用火災警報器はきちんと設置されていますか?
設置場所や動作確認など、
お子様と一緒に話しながら確認してみるのもいいかもしれませんね。
土地を探し始める前に知って欲しいこと
岐阜県関市を中心に新築・リフォームを手掛ける
大工工務店の名古路建築です。
「土地探しから家づくりを始めたい」というご相談をいただくことがあります。
家づくりを考え始めると、まず不動産情報サイトを開いて土地を探し始める方が多いのですが、
実は少しだけ立ち止まって考えていただきたいことがあります。
それは、
「どんな土地が欲しいか」ではなく、「どんな暮らしがしたいか」
ということです。
土地探しをしていると、
「駅に近い方がいいかな」
「広い土地の方がお得かな」
「南向きじゃないと…」と、
条件ばかりが増えていきます。
もちろん土地選びは大切です。
しかし、本当に大切なのはその土地でどんな暮らしをしたいのかということです。
例えば、
・子どもがのびのび遊べる庭が欲しい
・家族でBBQがしたい
・共働きなので通勤しやすい場所がいい
・実家の近くで子育てをしたいなど、
ご家族によって理想の暮らしは違います。
その暮らし方によって、選ぶべき土地も変わってきます。
また、土地探しで見落とされがちなのが予算です。
土地の価格だけを見て購入してしまうと、
建物や外構工事に十分な予算が残らず、
「思い描いていた家が建てられなかった」
というケースも少なくありません。
私たちは土地と建物を別々に考えるのではなく、
「土地・建物・外構・諸費用を含めた総予算」
で考えることをおすすめしています。
土地探しは、ご家族のこれからの暮らしを考える大切な第一歩です。
焦って土地を決める必要はありません。
まずはご家族で、「どんな毎日を送りたいか」を話し合ってみてください。
その想いが整理できると、土地選びの基準も自然と見えてきます。
名古路建築では、土地探しからの家づくり相談も承っております。
土地の良し悪しだけではなく、
その土地でどんな暮らしができるのかを一緒に考えながら、
ご家族に合った住まいづくりをお手伝いさせていただきます。
家づくりを考え始めたばかりの方も、お気軽にご相談ください。
子供部屋は必要?暮らしから考える間取りのヒント
私の考えをお話ししたいと思います。
という問いに対して、
“自分の部屋がある”というのは、
両親・祖母・3人兄弟という暮らしの中で、
姉と2人部屋だったこともあり、個室に強い憧れがありました。
長女は寝相も悪く体も大きかったので、
小学校3年生くらいの頃から一緒に寝るのが難しくなり、
姉妹で使う“2人部屋”を用意しました。
中学生になると生活リズムの違いから、
「別々の部屋にしてほしい」と言われ、
それぞれに個室を与えることに。
部屋にこもることもありましたが…
朝から晩までほぼ同じ場所にいます(笑)
“寝るための場所”
机も、実際はリビングで勉強することが多く、
教科書を置く程度のスペースに。
推しグッズを飾るディスプレイスペースになっています(笑)
私たちの頃の感覚とは少し違ってきていると感じます。
“最初からしっかり作り込む”というよりも、
「一人になれる空間を用意する」くらいの考え方でも
良いのではないかと思うのです。
使われない部屋になってしまう可能性もあります。
なかなかイメージしにくいかもしれません。
ひとつの実例として、
少しでも参考になれば嬉しいです。
